推し馬

【期待】まるで漫画の主人公。武豊騎手×松島オーナーとともに夢。《ドウデュース》

今回のお話の主人公は“ドウデュース”

競馬ファンの方々にとって、今さら紹介するまでもないほどの有名馬であり、既に引退してしまいましたが次に産まれてくる産駒の活躍を前に、ドウデュースの魅力と軌跡について振り返ろうと思いますので、是非ぜひご覧ください。

筆者『ふぅ』

ドウデュース物語のはじまりだよ🎵

ドウデュース物語~デビューから有馬記念までの軌跡~

順風満帆なデビュー

『武豊騎手とともに凱旋門賞を優勝する。』
そう目標に掲げ、馬主活動をしている人がいました。その名は松島正昭オーナー。

そんな松島オーナーのもとに来た一頭の馬が“ドウデュース”です。

ドウデュースはデビュー前から早い時計を出しており、とても期待されている馬でした。
新馬戦から武豊騎手を背に乗せ危なげなく勝ち進み、3戦目には朝日杯を優勝
その後、勢いはそのままに、日本競馬史上もっとも権威のある日本ダービーの優勝も掴み取りました!

この日本ダービーには、後に世界ランキング一位を獲得し、圧倒的カリスマ性を放つイクイノックスも出走してのことでした。

人気はうなぎのぼり。ドウデュース時代の幕開けです。

おまけ

松島オーナーのHP キーファーズサロン
※レース回顧や写真あり。
 Youtubeでは滅多に観ることができない貴重な映像もありますよ。

前川助手のInstagram 前川和也調教助手
※ドウデュースのむしゃむしゃ食事シーンなどファンにはたまらない映像を公開されることも♪

歯がゆい時代

日本ダービーを勝利したドウデュースの次なる目標は、もちろん『凱旋門賞』

日本馬は、オルフェーヴル・ナカヤマフェスタの2位が最高順位であり、優勝はいまだに誰も成し得ていません。

ドウデュースは、ファンの期待を背負っての出走となりましたが結果はまさかの19位💦

武豊騎手は、この時のことを振り返り、「海外が合わなかった訳でも不調だった訳でもなく、ただ走らなかった・・・。」と不思議そうに首をかしげていました。

筆者『ふぅ』

旅行だと勘違いしたのでは!?という説もあるよ・・・。

その後、日本に戻ってきてからは京都記念で圧巻の勝利を飾ったものの、再度海外遠征を行うためドバイへ出向いたところ出走取消・・・・💦

ドウデュースの歯車が狂い始めてしまいました。

頭角を現すイクイノックス

不調が続いていたドウデュースとは対照的だったのが同期のイクイノックス。

着々と力をつけ、天皇賞秋・有馬記念・ドバイシーマC・宝塚記念と他馬を寄せ付けない強さを見せつけていました。

特にドバイシーマCでは、鞍上のルメールが鞭を打たずともイクイノックスが勝手に加速してグングン他馬を突き放し、2位と3馬身半もの差をつけての勝利。

あまりの強さに言葉も出ないほどでした。

筆者『ふぅ』

あまりの賢さに
『イクイノックスの中に人間が入っているんじゃないか!?』と噂されてたよね🎵

追い打ち期

2023年天皇賞秋。ついに『ドウデュース×イクイノックス』の再戦です。

もちろん、世間の注目はドウデュースとイクイノックスの2頭。
票もこの2頭に集まり、巷では「ドウデュースとイクイノックスのどちらかで1・2フィニッシュ。他馬がこの2頭に勝つことはあり得ない。」と言われるほどでした。

しかし、神さまは更なる試練をドウデュースに与えます。
ここまでともにタッグを組んできた武豊騎手が天皇賞秋当日に負傷です。
乗り替わりのアナウンスが場内に流れたとき、会場からは悲鳴と落胆、どよめきが起こりました。

そして不安が的中し、結果は7位💦

期待が大きかった分、皆の落胆ぶりは凄まじいものでした。
「ドウデュース終わったわ。」「そもそもデブすぎやろ。」
そんな声が多く聞こえ、筆者の心はズタズタです。

次戦、ジャパンカップでも武豊騎手がケガから復帰することはできず、結果は4位。
皆のため息が大きく響き、「そもそもこの体つきで2400㍍はそもそも無理。」という評価がより一層高まっていったように思います。

食べることが好きすぎてどうしてもスマートな身体になれないドウデュース。
勝手に自分と重ね合わせ、世間の声が自分への声に聞こえる時期でもありました。

ジャパンカップの現地映像

《パドックでの様子》

《戸崎騎手を乗せていざ本馬場へ・・・》

《戸崎騎手を乗せていざ本馬場へ・・・》

復活&覚醒期

2023年12月24日のクリスマスイブに行われた『有馬記念』。

そんなこんなでファンは多くいるものの、どこか人気が落ち着いてしまったドウデュース。

競馬番組では、レース直前の様子や皆の予想が放映され大盛り上がりなのですが、
続々と注目馬が挙げられる中、誰のボードにもドウデュースの名前が書かれません・・・

会場に詰めかける競馬ファンにインタビューが行われていますが、誰もドウデュースの名前を出してくれません・・・・。

解説者によるパドック評価にて「前回のジャパンカップの方が良かったですね。」と言われてしまいました・・・・・。

ドウデュースがカメラに映ることはほとんどなく、『優勝どころかその候補にもならないのか・・・』と筆者は心がぐさぐさに刺され、TVは薄目で見る始末でした。

しかし、こんな状況であったにも関わらず、ドウデュースは優勝を勝ち取りました。

「並んだ。捉えた。ドウデュースだぁあ。武豊だぁぁあああ。」の名実況とともにドウデュースがゴール盤を駆け抜けました。

優勝インタビューで「私もドウデュースも帰ってきました!」と武豊騎手が一言を放った瞬間、会場全体が大盛り上がりです!!

人生で起こる悲しい出来事も、躓いてしまう出来事も、こうやって負けずに頑張っていれば、這い上がって乗り越えていけるんだ!とドウデュースに元気をもらい、胸をうたれた方も多くいらっしゃったのではないでしょうか!?

筆者『ふぅ』

ぼくは、狭いワンルームに独りで過ごしていることを忘れて、心が温かくなる素敵なクリスマスイブを過ごせたよ♪

おまけ

●ジンクスその1●
~有馬記念がクリスマスイブに開催されると武豊騎手が勝ちます。(ただいま3連勝中)
・2023年12月24日ドウデュース 優勝
・2017年12月24日キタサンブラック 優勝
・2006年12月24日ディープインパクト 優勝

●ジンクスその2●
~有馬記念は内枠が有利と言われているのですが武豊騎手は内枠しか引き当てません。
・ドウデュース3枠×1回
・キタサンブラック1枠×2回
・ディープインパクト3枠×2回
ちなみに外枠を引き当てるとどうなるかと言うと・・・ 
おまけ映像(ルメール騎手&池添騎手)(笑)

再混迷期・・・・。

有馬記念の感動の余韻はそのままに、満を持して人気1位でドバイターフへ出場です。

2023年ドバイターフは、現地までたどり着いたものの出走取消。
今年(2024年)は無念をはらすべく、筋肉ムキムキ・毛並みツヤツヤでこれでもかとばかりに目立っての登場です。

しかし、どの牝馬に興奮したのでしょうか!?
まさかのレース前にドウデュースのドウデュースがしっかりと育ち、5本足で歩くという大失態。友道調教師が水をかけてドウデュースの身体と心を冷やし落ち着かせます。

後日談として、ドウデュースが待機している馬房に牝馬の香りが残っていたようですね・・・。

筆者『ふぅ』

・・・💧。
残り香だけであんなことになっちゃったの!?

この事が影響したのか、スタート出遅れ💦
道中でも上手く外に持ち出せずドウデュースの魅力がうまく発揮できないレースとなってしまいました。

有馬記念での復活からイクイノックスの後釜として世界に名を轟かせて欲しかったため、残念な結果にはなってしまいましたが、当の本人は一切気にせず、前川調教助手にご褒美のちゅうをもらい、飼い葉もきちんと完食していたようです🙄

続く、宝塚記念

雨による影響で、ガッツリと重馬場。

重馬場でも問題ないと言われていたドウデュースですが、その影響は大きく、最後の直線の伸びを欠き、結果は6着💧

この結果により、凱旋門賞出走は取りやめ。国内秋古馬三戦に集中したうえで引退することが発表されました。

筆者『ふぅ』

凱旋門賞は粘土質な重馬場を走らなければいけないことが多いから、重馬場適性がないと厳しいもんね。

しょうがないし、凱旋門賞にこだわりすぎるのが良いことでないことも分かるけど、この発表を聞いた時は結構辛かったな🥲

無双期

心ににぽっかりと穴があいたまま、引退までのカウントダウンがスタートです。

まずは、天皇賞秋

しかし、ここはさすがのドウデュース🐴💖

我々をワクワクドキドキさせてくれることに余念がありません❕❕❕❕

なんと、異次元の上がり最速32.5秒を叩き出し、最後の直線は一頭だけ二倍速のような走りを魅せ、観客をわかせます♨️

筆者『ふぅ』

みんなだってラストスパートかけてるのに、ドウデュース凄いや👑

元騎手であり、現在東スポにいらっしゃる田原成貴さんも口あんぐりで解説をされていました✨全て見る時間がない方はせめて36分50秒あたりからだけでも見て欲しいです(笑)

つづいて、ジャパンカップ

武豊騎手の『ニッポンの総大将として迎え撃つ』という名言までも飛び出し、ドウデュースもその期待に応え、ここでも上がり最速32.7秒の凄まじいスピードで他馬を飲み込んでゴールテープを先頭で切りました。

《いざ本馬場へ》

《レースから元気に帰還》

《王座の称号 優勝レイが似合いすぎるドウデュース》

秋古馬最終戦は大事をとって回避することになり、惜しくもここで引退となってしまいましたが、勝った時はもちろん負けた時も含め、多くのわくわくや感動を与えてくれる記録以上に記憶に残る素敵なお馬さんでした。

筆者『ふぅ』

ありがとう。おドウ💖

面白エピソード集

・大勢の観客・初めての海外・他馬の大暴れも何のその。涼しい顔で気にしない。
・牝馬大好き。牝馬のことが大好き。牝の馬がとても大好き。ぶれない。

筆者『ふぅ』

種牡馬安泰だね🌟

・食べ物を欲しいと鳴く。常に。
・(日本とは異なる)フランスの草や水も問題なし。舌と胃袋はグローバル。
・レース前日の馬房内の寝藁や道端に咲くまずそうな草も食べる。
・食べるか寝るか。無駄なことはしないがモットー。
・輸送も問題なし。輸送減りを考慮して多めに飼い葉を入れるとその分も食べる。結果、前走+12㌔と体重激増し前川助手が冷や汗をかいたことも。
・そのため、プール調教=ドウデュース。太ってはプール。運動したら食べる。食べたら太る。太ってはプール。のローテ。しかし、泳がず浮かぶことも覚えてしまった模様。

筆者『ふぅ』

ぼくは、このエピソードでドウデュースが大好きになったよ。
愛され要素満点だね🎵

【おまけ】ドウデュースの父『ハーツクライ』について

名馬中の名馬、「ディープインパクト」に有馬記念で土をつけたことでも有名。
ドウデュースは三枚目のイメージがあるが、こちらは二枚目中の二枚目。
“イケメンでモテる”ことで有名。

●モテるエピソード集●
・牝馬の視線をひとりじめ。すれ違った牝馬が必ず振り返る。
・隣の馬房にいる牝馬が必死でハーツクライを見たいがあまり覗き込む。
・種付相手の牝馬が目を潤ませる。
・暴れ牝馬も歩きながら種付けし、無事受胎させる。
・主戦騎手である、ルメール騎手が「ハンサム」と言う。

筆者『ふぅ』

ハーツクライっていう名前だけで『勝ち確定』『モテまっしぐら』みたいなとこあるよね。

【おまけ】武豊騎手

言わずと知れたレジェンド騎手であり、ドウデュースの主戦騎手です。
柔らかい口調で淡々と笑いをとることを得意とします。

筆者厳選 面白Youtube映像をどうぞ♪

グッズのご紹介

武豊騎手公式サイト
※更新頻度が高いとは決して言えませんが、油断禁物。
 サイン入りプレゼントキャンペーンがあることも!

ターフィー通販クラブ

カバレイロス
高級ラインで落ち着いたデザインのファッションです。

おわりに

本日もふぅのお馬blogに遊びに来てくださりありがとうございます。

気合いが入ってだいぶ長文のつくりとなってしまいました。

この記事を見てくださった方の中に『馬って可愛いな。一頭でも多くの馬が元気に幸せに余生を暮らすお手伝いをしたいな。』と思ってくださる方がいらっしゃいましたら、ぜひ下の記事も併せて見ていただけると嬉しいです。

良かったら、また遊びに来てください🎵
どうぞよろしくお願いいたします。

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