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【穴場】馬も景色も独り占め!?今こそ行くべき冬の魅力たっぷりなスポットをご紹介《yogiboヴェルサイユリゾートファーム》

皆さんは、「馬に会いに行くのは秋に限る。」「北海道は冬に行くべき場所ではない。」
そのように思っていませんか?

私も以前はそのように思っていました。
しかし、意を決して冬に北海道を訪れたところ、雪道の運転や寒すぎる気温など懸念していたことは何も問題なく、「超」という文字がいくらあっても足りないほど感動いっぱいの満喫すぎる旅が実現したため、今まで躊躇していたことを後悔してしまうほどでした。

”たまたま運が良かっただけ”といえばそれまでかもしれませんが、冬の旅のすばらしさを皆さんにもお伝えできればと思い記事にしてみます。

とはいえ、冬は種付けシーズン&出産シーズンで見学不可な牧場が多いのも事実。
日高の牧場は観光牧場ではないため、急に見学不可になることもあるかと思いますが比較的安定して訪れることができる「yogiboヴェルサイユリゾートファーム」に絞ってご紹介したいと思います。

今回は、北海道に行くならとことん癒されたい。せっかくなら推し馬やのどかな景色を独り占めして堪能したい。そう思っている方におススメの記事となっています。

良かったら最後までご覧ください。

旅の魅力その1 飛行機代が割安

冬は観光客が減ってしまうため、通常時と比べ格安キャンペーンが多く打ち出されます。これを使うと片道5,000円~10,000円未満で行けることも!こまめに情報をチェックしてお得に旅ができる日を探しましょう。

旅の魅力その2 意外と寒くない

新千歳空港に降り立った時の気温はマイナス15度。着いた瞬間息が白くなっていることに気づき、「ヤバい。舐めてたかも・・・」と思いましたがそんなことありませんでした。

・超極暖上下
・貼るマグマ(ホッカイロ)お腹&背中1枚ずつ
・マフラー
・コート
・スノーブーツ

これで、昼間や風が吹いていない夜は暖かすぎると感じるほど。
運転中の暖房は切りましたし、朝方であろうが夜だろうがコートは着ずに外をウロチョロする時間も多くありました。

『ん?それ頭のおかしなお前だけだろ?』という声が聞こえましたよ!
そう言われてしまうと反論は難しいのですが、私も人並みに横浜では「寒い」と言いながらコートを羽織って過ごしていますので悪しからず♪

↑↑↑写真だけみるととても寒そうなんですけど不思議ですよね。

旅の魅力その3 道路が滑りにくい★★★★

「雪道で事故を起こしたくない。」「スリップが怖い。」

恐らく、このように考えて北海道旅行を断念している方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?

馬産地である日高町は、観光地ではないため公共交通機関はなく、交通手段として車かタクシーのどちらかを選ぶ必要があります。

タクシーで観光できる財力があれば心配はほとんどないものの金銭的になかなか厳しくもあり、現実問題としてレンタカーを選ぶ方がほとんどなのではないでしょうか?

ただ、朗報です。
日高町は、北海道の中で最も雪が少ない地域であり、道路が乾いていることが多いと言われています

道路の標識が「ここから先『日高町』」と表示された瞬間、右も左も雪一面の牧場に可愛いお馬さんたちが目に飛び込んできます。柵の近くまで来て、目線をくれるお馬さんも。
雪景色のお馬さんを眺めながられるのに道路は乾いており滑らない。最高の旅ですね!!

とはいえ、新千歳空港からノーザンホースパークに向かう途中で、横転している車に出くわしました。真横になった車の運転席から、のそのそと人が真上に開いたドアから出てきたときは口があんぐり、背筋も凍りました。

油断は禁物。皆さんが無事に旅を楽しめるよう、私がJAFやレンタカー会社のHPから学んだ雪道の運転方法について記載しておきますので、しっかりと復唱し覚えておいてくださいね♪

・『急』発進しない。
・『急』ブレーキをかけない。
・『急』なハンドル操作は行わない。
・ブレーキはできるだけ使わない。(エンジンブレーキ推奨)
・ブレーキをを使うときは、早め早めに”複数回に分けて”ゆっくり踏みましょう。
・長い時間車を停める時は、サイドブレーキはひかない。パーキングのみ。
・長い時間車を停める時は、ワイパーは凍って張り付く可能性あり。立てておきましょう。
・雪が車に降り積もっているときは、雪を祓ってから運転を始めましょう。

車が持ってかれそうになるほどスピードを出してはいけません。
これ以上スピードを出したらキャパオーバーだな。と感じるのは車種ごとに異なります。
前後の車に煽られようとマイペースを貫きましょう。

あ、いけない。私はペーパードライバーでした。どや顔で話す資格はないため、YouTubeの動画で雪道の運転方法が多く出ておりますのでそちらに後はお任せしようと思います。

雪道運転の基本とコツ

新千歳空港に近い。他社と比べて安価だったため『スカイレンタカー』を利用しました。

門番担当は”ローズキングダム&タニノギムレット”

yogiboヴェルサイユリゾートファームは、馬好きなら誰もが訪れたい場所。
ローズキングダム・タニノギムレット・オジュウチョウサン・アドマイヤジャパンなどなど競馬界にも名を馳せた名馬たちが多く暮らしています。

車のまま門を入るとその瞬間から幸せの光景が♪
時と場合によりますが運が良ければ馬がお迎えしてくれます。
私の時は、駐車場はどこだ!?とキョロキョロしながら前に進んでいると、なんと目の前にタニノギムレットが!!

タニノギムレットを見つけた当時、「えー💛めっちゃお迎えしてくれてる!しかもタニノギムレットらしさ溢れるお迎えなんて最高じゃん♪♪」と興奮MAX状態だったのですが、よくよく冷静に動画を見直すと耳絞ってますし「お前なんか、ここから先は通さん。帰れ!お呼びじゃない!!」と言っていたのかもしれません・・・。大変失礼いたしました。ルンルンで入場させていただきました。

筆者『ふぅ』

ごめんよ。ギムレット。

駐車場エリアには”ヒルノダムール”

強烈なインパクトを残してくれたタニノギムレットに後ろ髪ひかれる想いでその場を後に。
駐車場へ向かうと、なんとここにも可愛いお馬さんがいるではありませんか!?!?

“ヒルノダムール”自身の名前が書かれているところに行儀よくちょこんと立ち、自己紹介をしてくださいました。天皇賞春を制覇したこちらも名馬です。
やだ。可愛すぎる。穏やかで優しくて人懐こかったです。

私の下手くそな車庫入れで粗相はありませんでしたでしょうか?
バックする音が長引いてストレスになりませんでしたでしょうか?

うん。人参を美味しそうに食べてくれたので大丈夫そうですね♪

見学受付をすませ、いざ牧場へ

見学の受付をする際、スタッフさんからご説明と注意事項の記載された紙をいただくのですが一気に覚えるのは至難の業です。馬や働くスタッフの皆さんに迷惑がかからないよう事前にHPに載っている見学の注意点は読み込んでから向かいましょう。

見学のお願い【yogiboヴェルサイユリゾートファーム】

しかしながら広大な敷地にセンスの良い景観。

GWには500組(500人かも・・・)訪れ大混雑するそうですが、この日の来場は10組程度だったのではないでしょうか!?

そもそも牧場が広いので、一頭の馬をめぐって人が押し寄せるということはもちろん、見学している他の方とすれ違うことも滅多にないほどでした。
名馬を独り占めし、嫌と言うほどじっくり堪能できますよ。

牧場見学の魅力

大牧場は、広い広い。
遠くに馬が走っていき、そのまた後ろに鹿の群れまで居ました。
キツネが横切ることも・・・。

こんな時に冬の良さが発揮されます。
「馬体の色しか分からない。顔も流星も見えないわ。私の推し馬はどこ!?」となった際に、馬着に書かれた大きな名前が馬の判別を手助けしてくれます。

また、人間だけでなく馬も雪が大好き。雪にごろんと寝そべる姿や自分の年齢を顧みずおおはしゃぎする様子など可愛さ美しさ満点で感動するシーンが多く見られます。いつも以上にシャッターをたくさん切りたくなるのではないでしょうか!?

↑↑↑もっと雪をゴロンゴロンしていたのですが、反射神経鈍くカメラを構えることが遅くなってしまい申し訳ありません。以後このようなことがないよう気を付けます。

そして、遠くにいるグランドリビエールに人参を振って呼んでみたところ、人参に引き寄せられて近づいてきてくれました。グランドリビエールに心つかまれました瞬間です。
※動画が重かったので1.5倍速です!

また、Youtubeでは、雪におおはしゃぎする馬たちの様子が投稿されていたので、そちらもご紹介しておきますね。

カフェでまったり

朝ごはんを食べて、馬をみて、カフェでコーヒー飲んで、また馬をみて、お昼ごはんにハンバーガー食べて、またまた馬をみて、猫ちゃんワンちゃんと戯れて、またまたまた馬をみて

冬だとお客さんが少ないため、好きな時間に何度でもカフェを利用することができました

こんな贅沢な過ごし方は、雪の降る冬だからこそな気がします。

自然に飾ってあるサイン入りゼッケンなどは、よくよく見るとすごいものばかり。
店内の装飾に圧倒されるのも良し。戯れたお気に入り馬のグッズを探すのも良し。テラスに出てコーヒー片手に馬と戯れるのも良し。

ここで、ひたすら職場の方々に『戻りたくありません。』とメッセージを送り続けたことも良い想い出です。

牧場内での宿泊

yogiboヴェルサイユリゾートファームの魅力は何といっても牧場の中で宿泊できること。

ただでさえ人気のない冬の季節。宿泊者限定となればより一層、静かな時間、大好きな馬たちと思い思いのひと時を過ごすことができるので贅沢以外の何物でもありません。

●夜のyogiboヴェルサイユリゾートファーム●

●宿泊施設について●
宿泊棟の2階に泊まると寝室から牧場が見渡せたようです。
ただ、1階であっても朝から外に出れば近くで馬を見ることができたので不満は全くなく、楽しく過ごせました。

私が泊まった”宿泊棟1階ダブルルーム”を少しご紹介しようと思います。
部屋はとても温かく清潔感があり、パジャマやアメニティ、ドライヤーが揃っていました。
それだけにとどまらず、冷蔵庫・電子レンジ・電気ポット・キッチン・洗濯機もあるため、このまま暮らせそうな雰囲気あり。
※移住しちゃおっかなーとか部屋でぶつぶつ独り言を言っていたのは私だと思います。

手挽コーヒーミルが置いてあり、カフェで販売しているコーヒー豆も置いてありました。
朝から豆を挽き、挽きたてのコーヒーを飲むことができたのはとても贅沢でポイントが高かったです★

ただし、やかんや電気ケトルのようなものが見当たらず、どうやってお湯を入れようか悩んだあげく、電気ポットからお湯を注ぐ羽目になったのは面白い体験でした(笑)

逆にないものは「夜ご飯」「充分電波
食べ物に関しては近くにスーパーもコンビニも全くないので先に仕入れてから来ましょう!

この部屋でも大満足だったのですが、人間というもの、ひとつ手に入れたら次のものが欲しいと欲深くなるものです。
ここまで馬と間近で接しておきながら、トレーラーハウスにあるテラスに馬が群がっている様子を見るとやはり次はトレーラーハウスに泊まりたいと思ってしまいました。

大牧場内にあるトレーラーハウスに泊まると、運が良ければテラスで馬たちを独占することができそうでしたよ。

宿泊者の特権

yogiboヴェルサイユリゾートファームに宿泊すると、特権として見学時間を終えた16時ー18時に厩舎内を見学できる他、早朝、見学時間が始まる前の放牧シーンを見ることや、カフェの営業が始まる前に朝食を楽しむこともできます。

夜の厩舎は窓から星が見え、ひっそりと静まりかえり、音楽と馬たちの草!?藁!?の咀嚼音だけが響きます。好きな馬の馬房でその様子を眺めてゆっくりとするのは至福の時間です。写真は自分用のみOKということでしたのでここでupすることは出来ないのですが、訪れた時のお楽しみとしてみてくださいね♪

また、早朝は放牧に出かける馬の素敵なシーンが多く見られます。

●解き放たれるオジュウチョウサン●
※動画が重たいので2倍速です。

●放牧されたものの仲間を待ちきれないグランドリビエール&スイートフラッグ●

おわりに

いかがだったでしょうか?
冬を充分すぎるくらい大満喫できる楽しいスポットかと思います。
とはいえ、冬ももう終わり間近。ぜひ急いで予約&旅をしてみてくださいね♪
私で答えられることは答えますので、何か気になることがあったらご質問ください。

【追伸】
この記事を書いている3月9日に”ゴールドティアラ”がお空へ旅立ったとyogiboヴェルサイユリゾートファームより公表がありました。
謹んでお悔やみ申し上げます。

皆から愛される可愛いお馬さんでした。
お目目が綺麗で大好きなお馬さんでした。
この記事にも載せたい動画があったのですが別途ひとつの記事としたいと思っています。

ティアラ、たくさんの癒しと元気をありがとう。
あなたに出会えてあなたと触れ合えて私はたくさん幸せとパワーをもらいました。

お空でもたくさん愛されてみんなと仲良く過ごしてね。
みんなのことをお空から見守ってね。
大好きだよ。本当にありがとう。

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